経営行動科学学会(JAAS:The Japanese Association of Administrative Science)

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役員紹介

経営行動科学学会新会長就任にあたって
経営行動科学学会会長
開本浩矢

この度、前会長・竹内規彦先生の後任として、新会長を拝命しました開本浩矢です。改めて、新会長として会員のみなさまにご挨拶をさせていただくとともに、会長として経営行動科学学会にどのような貢献を果たしたいと考えているかを述べさせていただきます。

皆様もご存じのように本学会は設立27年を迎え、2年任期となる会長も私で14人目となります。学会の設立総会が名古屋で開催された日のことを鮮明に記憶していますが、改めて学会設立に奔走された初代会長・若林満先生の遺徳を思い起こし、わずかでも学会に貢献したいと身が引き締まる気持ちです。

さて、以下の方針のもと、新会長として会員の皆様とともに学会運営に携わっていきたいと考えています。

第1に本学会の特徴である「育てる学会」というポリシーに基づき、その実践に努めていきたいと考えています。特に学会誌の活性化には強くコミットしていきたいと思います。私自身も駆け出しのころ、当時の学会誌査読者から厳しくも暖かいコメントをいただき、その対応に四苦八苦する中で研究者として成長できた経験があります。自身の体験も踏まえ、会員、特に研究歴の相対的に浅い研究者の育成を支援するとともに、その成果として学会誌の通年3号発行を実現したいと考えています。

具体的には、編集委員長の三崎秀央先生をはじめ、編集委員の先生の協力を得ながら進めていきますが、とりわけ会員のみなさまからの積極的な投稿が大切です。投稿の活発化を促すためには、年次大会および地方部会などの研究会での活発な活動も促していきたいと考えます。部会や年次大会での報告と参加者との前向きなディスカッション、そして積極的な投稿が両輪となり、学会誌の活性化が実現できると信じています。

第2に学会活動の見える化を進めていきたいと考えています。具体的には学会HPやニューズレターを通じた学会活動のタイムリーな情報発信を進めていきます。広報(ニューズレター・ホームページ)担当理事の先生を中心にこれまでの形式にとらわれず、会員のみなさまにライブ感のある情報を積極的に提供することで、会員諸氏との関係性をより深いレベルに育てていきたいと考えています。

第3に学会活動のサステナビリティを高めていきたいと考えています。ペーパーレス化や理事会などのオンライン化といった環境にやさしい学会活動はもちろんです。くわえて、学会活動の中核となる学会理事会運営などの効率化を図り、大学や企業に所属する研究者の職務と学会活動との両立を図りやすくしていきたいと考えています。すでに事務局機能の外部委託やオンライン編集システムの導入などの効率化を図ってきましたが、今後もさらなる効率化を図っていくことで、次の学会運営を背負ってくれる人材が育っていくことは、学会のサステナビリティそのものだと考えています。

以上の3点はいずれも育てるという観点で共通しています。この2年間、会長として学会運営の様々な側面で「育てる」ことに焦点を当て、努めていきたいと考えております。会員のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

MEMBER

経営行動科学学会役員(任期:2024年4月~2026年3月)

役員

役職 氏名 所属
会長 開本 浩矢 大阪大学
副会長 鈴木 竜太 神戸大学
事務局担当 町田 尚史 岡山大学
研究担当 三崎 秀央 兵庫県立大学
財務担当 森永 雄太 上智大学
ワークショップ担当 篠原 さやか 愛知淑徳大学
国際学術交流担当 金 素延 学習院大学
ニューズレター・ホームページ担当 内藤 知加恵 武蔵大学
藤澤 理恵 東京都立大学
年次大会担当 上野山 達哉 大阪公立大学
監事 古田 克利 立命館大学
鄭 龍権 公認会計士鄭龍権事務所
研究部会長
経営組織部会 林 祥平 明治学院大学
組織行動部会 高尾 義明 東京都立大学
人的資源部会 楊 芸玥 横浜国立大学
職場適応部会 尾形 真実哉 甲南大学
国際経営部会 鄭 有希 早稲田大学
理論・方法部会 服部 泰宏 神戸大学
経営戦略部会 谷川 智彦 立命館大学
地区部会長
東日本部会 中西 善信 東洋大学
中部部会 余合 淳 南山大学
西日本部会 澤木 聖子 滋賀大学

顧問

会長就任年度 氏名
2022年 竹内 規彦
2020年 藤本 哲史
2018年 高橋 潔
2016年 井手 亘
2014年 江川 緑
2012年 守島 基博
2010年 平野 光俊
2008年 松原 敏浩
2006年 星野 靖雄
2004年 城戸 康彰
2002年 渡辺 直登
2000年 金井 壽宏
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